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おおふり21巻感想

ネタバレっていうかもうただの叫び。

・フミキが喋ってる…!!こんなにたくさん…!!(感涙)
・浜田!!!!!!!!久しぶり!!!!!!学ランカッコイイヨ!!!!!!!!!!文化祭もしっかり手伝ってるし~「お前らは手伝わなくていい」とかゆってるし~~もうお前のその尽くす精神はなんなの?こういうヒトいるよね~~~~っ
・文化祭楽しみなよ~~~大変だと思うけどぜったい楽しんどいたほうがいいよ~~~
・三橋、一緒に回る友達いてよかったね(感涙)中学のときはどうしてたの??(号泣)
・照れる泉くん、プライスレス
・空気読めなくて友達いない阿部かわいいね
・お前らしのーかのかわいさに今頃気付いたの!?しのーかはジャージでもかわいいっつうの!!なあフミキ!?野球部のマネージャーってのはな!!全員かわいいんだよ!!余すところなく!!!ちくしょ!!!はやく誰かと付き合え!!!こんちくしょ!!!付き合わないなら俺が付き合う!!!!!!
・しそみやは花井を全力で応援しています。色んな意味で。ガンバレガンバレは!な!い!
・しのーかの言ったことまるまる言っちゃうフミキかわ~~~~~~~~ それに敏感に気付いてる泉くんかわ~~~~~~~~~~~~~
・榛名「ヨ」→私「……!!!!!………!!!!!!!」(しばし悶絶)
・オイ秋丸のメガネ割りに行こうぜ
・言わなくても伝わるとかなんなの…?ホモなの…?武蔵野のジャイアンとのび太に戦慄
・榛名「アノヤロおれのことアホだと思ってる」アホだろお前^∇^
・榛名好きすぎて一コマ一コマの榛名かわいすぎていちいち悶絶 最後かもしれないだろ…?全部見ておこうと思ってさ……… でもまだ夏じゃないからどっちが勝っても次があるか!!ヤッター!
・武蔵野の一年生が良い子たちすぎてマジで涙出た
・秋丸のメガネを割りに行こう
・巣山くんのイケメン度数がヤバイ
・西広かわいい

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南の魚3巻感想

まず「空中トランペット」っていう副題が大好きで。装丁も今まででいちばん好きです。

色んなことが起きた巻でした。続きが気になります。いまこの場に4巻があったなら時間を気にせず即刻手を伸ばしているレベル。

すごくびっくりするシーンがあって。たぶん大きな音やどぎつい映像で人をびっくりさせるのは簡単だけど、漫画でびっくりさせるのは難しいんじゃないかなと思って感心しました。ほんとうにびっくりした。あのスピード感すごい。
他にも漫画の描き方がすごいなあと思うところが何か所かあって、「怖い!」と思うコマもちらほらあって、少し空気の違う巻だったんじゃないかなーと思います。

プレゼン星座博物館の、というか全体的に星、宇宙の表現が好きです。

マリマリが大泣きしてるところで私も哀しくなっちゃって泣いたんですけど、大泣きしてるマリマリがこれまた可愛くて可愛くて泣きながらにやけてました。マリマリは可愛い。がんばれ、マリマリ。

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進撃の巨人1~8巻感想

すごい勢いで読み切ってしまいました
当然のようにネタバレを含みます


前評判で「続きが気になる」「人がゴミのようにバンバン死ぬ」と聞いていたのですがその通りでした。でも主要キャラもカンタンに死ぬと聞いていた割には、生き残ってるじゃないかという印象。104期生の主要メンツもなんだかんだ大半生き残ってるし!リヴァイ班は……うん(´;ω;`)
キャラクターや物語の筋を事象だけ羅列してみると、そんなに特別なキャラや流れじゃないと思うんです。けどなんていうか描き方が独特で。先読みが全然出来ない。これは作者の天性の才能、っていうか、癖みたいなものなんじゃないかなあと。
絵が好きです…たまに手とかおかしいけど。剣でズバーッとか、空中をガーッと滑走とか、そういうの好きなんです。カッコイイ!
巨人も思ってたより怖くなかったです。青鬼に似てますね。あれを乗り越えられた私に死角はなかった
次からキャラクターごとの雑感。

・エレン
無鉄砲・喧嘩っ早い・特殊能力持ち・記憶喪失とすごく主人公らしい主人公。この手の主人公を好きになることはあんまりないんですが、エレン好きです。強盗をメッタ刺しにしてるときに惚れました。あれで9歳とかなんだよ!戦闘民族かよ!しれっと「だって人間じゃないもの」とか言っちゃうし。「とにかく巨人をぶっ殺したいです」とか「黙って俺に投資しろ」とか名言がたくさんですね。思ったより暴力的なところが好き。巨人へのものすごい憎悪を感じます。人類全ての憎しみを体現しているかのよう。
全体的に能力が高いのかなと思ったら格闘技の他は努力とは意外。ただの喧嘩の強い奴だった。
あの眉毛描くの大変そうですね…
巨人に食われたときは1巻にしてもう主人公死んだのかと思ってびっくりしました。でも容赦なく人死ぬって聞いてるし、もしかして「主人公だから死なないと思ったか?」「いつからエレンが主人公だと錯覚していた?」って感じなのか…?過去の謎は丸投げでこれからはミカサかアルミン主人公の体で進んでいくのか…?とか考えちゃいましたよアハハ 生きててくれて良かった~

・ミカサ
エレン厨。だが超絶カッコイイ。アッカーマンとか名前までカッコイイ。この手のクール系を好きになることはあんまりないんですが以下略
すげえ強い人は好きです。主人公より強いヒロインとかすごく良い。
エレンが死んだと知らされたとき「落ち着いて」と言い放ったところ、でもエレンが生きてるって分かったとき子供のように声を上げて泣いていたところ、惚れました。ずっとエレンから貰ったマフラーしてるんですよね可愛い
エレンも生き急いでますがミカサも相当生き急いでいるので主要キャラで死ぬならミカサが一番かなって思ってましたすみません死なないで

・アルミン
大好きです。力はないけど頭脳で戦うキャラ、大好きです。舌噛みそうな名前だけど。
組織的にもああいう人は必要なのでたぶん出世する。さらっと重要な会議に呼ばれてるし。がんばってほしい。
エレンが殺されそうになったときの説得は痺れましたね。あれで惚れない奴がいるのか!!
女型の巨人への考察の早さはすごかった、ほんとに。命の危険に晒されてるってのに。読んでる方が思考が追いつかなかったよアルミンまじスゲーよ

・ジャン
楽して暮らしたいとか言って主人公と対立・ヒロインに惚れてて主人公にライバル意識・名前がすごい平凡とかもうジャンを構成する全てが死亡フラグとか思っててゴメンまだ生きてるね
絶対「俺もヤキが回ったな…」とか言いながらエレンを庇ったりしてイイ死に方するんだと思ってたゴメン
ぜひこれからも情けなく生き残って欲しい。すごい愛しい。愛しさならジャンがトップかもしれない。この不憫さがいいのよ。
替え玉ジャン超ビビっててかわいかったw

・104期生女性陣
クリスタちゃんまじ女神 でも戦場における女神キャラって死亡フラグなんじゃ
もうだめだ全てが死亡フラグに見えてくるこの漫画
そばかすちゃんも良いキャラしてるぜ。クリスタのこと好きなんでしょねえ。
サシャたんは最初の方から目をつけていた。愛しい芋女。「そこに芋があったから食べた」って、かっこよすぎるぜw
アニは絶対本当は良い子なのでこれからに期待。アニ=女型の巨人、って最初全然理解できなくてすごい置いてけぼり状態だった。まさか104期生の中にいるとは…それを見破ったとか…アルミン先輩やっぱパネエ…

・リヴァイ
この人とエレンだけ名前聞いたことあったので人気なんだろうなって思ってましたが第一印象では嫌いでした。
人類最強でガラ悪い元ヤンのくせに潔癖症でチビとかこんなあざとい腐女子ホイホイなんか絶対好きにならないと思ってたのにドウシテコウナッタ好きです
巨人殺すの楽しくなっちゃう猟奇キャラと思いきや仲間の死を嘆いたりエレンやミカサを助けるためにがんばったりしちゃうとかあなたあざといんですよ怪我した足さすらせてください
他のキャラは純粋に大好きなんですがリヴァイには劣情を抱く
負傷した人類最強とか存在がエロいだろうが

・ハンジ
すごい好き。「熱ッッい!!!!」には吹きましたwあのハッスル具合はすごいですね。マッドサイエンティストの位置のくせしてちゃんと前線に立って戦ってるところが良い。司祭に怒ってるところはカッコよかった……女性だよね?

みんな好きだー!!死ぬなー!!!

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恩田陸『球形の季節』

多少のネタバレを含みます


この作品の、引きつける力はすごいですね。先が気になって、どんどん読んでしまう。エンターテイメント作品としてはそれで大成功なんじゃないでしょうか。文章的な技巧も気になるところがなく、久々にのめりこんで読むことができました。

『ユージニア』や『蛇行する川のほとり』を読んできた身としては、恩田さんが田舎の閉鎖的な町の中で蔓延する都市伝説を題材にするのは、とてもしっくりきます。人物もたくさん出てきて、巧みに絡み合いながら物語が進んでゆく。どうなるんだろう、どうなるんだろう、とワクワクしながら読んでいきます。

中盤を過ぎた辺りからちょっと不安になってきます。新キャラどんどん出てきちゃうし、謎は全然解明されないし、ちゃんと終わるんだろうか?と。

そして最後。な、なんだと…こ、これで終わりか…と思わず呟きました。

私が今まで読んできた恩田陸作品の中で、いちばんファンタスティックな要素が強いなと感じました。他の作品にも、そういう要素はあるのですが。ちょっと記憶が曖昧なので確かなことは言えませんが、そう感じました。こういうところが、純粋にミステリーを求めている人には納得がいかないかもしれませんね。なんだよ、それ。ズルいじゃん!という気持ちになるかも。

というかこの話は、ミステリーじゃないですね。読み終わってから気付きました。どちらかと言うとホラーですね。
恩田さんは原因の分からない、なんとなく伝染してゆく「不安」とか「恐怖」、そういうものを書くのがとってもうまい作家さんなんですよね。今回もとても怖かったです。暗闇を見ていると、そこに何かがいるような気がしてくる。そんな種類の恐怖。舞台が東北の田舎というのもまた、怖い。田舎には昔の日本が取り残されていますから、妖怪とかそういうものがいたっておかしくないし、年寄りなんかは実際それを信じている。
民俗学的な日本。それをよく分かっているなと思いました。

また、私の読んできた恩田陸作品の中で、いちばん思想が強く出ている気もしました。もし「徹底!恩田陸分析」とかいう本を書く人がいたとしたら、この作品はとても重要なポジションになるんじゃないですかね。

キャラクターの話をします。キャラクターをたくさん出して、その一人一人の個性を説明するのは、ものすごく難しい作業だと思うのですが、さすが、うまくやっていますね。
例えば主人公格のみのりという人物ですが、こういう子に個性を持たせるのは実は難しいんじゃないかと私は思います。物語を回すのに夢中になって、人物が死ぬ。ということが、ままあるような。でもみのりはちゃんと生きていますね。
これは人称を三人称にしたおかげかもしれません。他の人から見たみのり、がいるからみのりが生きている。三人称とは言っても遥か頭上から物語を見下ろす神の目線ではなく、一人の人物の目線から見ているのだけれど人称は三人称、という形だと思うのですが、これがごちゃごちゃにならずにうまいこといっている。だから物語を多方面から進めることに成功しているんですね。すごいです。

恩田さんは「黒髪の怪しい美少女」という人物像が好きで、他の作品にもよく出てくるのですが、今回は丹野静がそれでしたかね。立ってるだけで絵になるような美少女。そんな物語的な人物は現実にはいねーよと思うかもしれませんが、実際いますからね。藤田晋なんか、めちゃくちゃ漫画的で、私は「こんな奴いねーよ」と思ってしまいましたが、「黒髪の怪しい美少女」が実際にいるのですから、「怪しい美少年」も、どこかにいるのかもしれません。
なんとなくカヲルくんや兵部少佐を彷彿とさせますね…好きですけどね…「大きくてきれいな手」という表現、とても好きでした。きれいな手だけだと女々しくて気持ち悪いですが、大きいというところがポイントです。
啓一郎を助けるところから「お前を殺してやる」と言うシーンまで、かっこよすぎて、読んでいる場所がマックじゃなかったら「キャーーーーー!!!!カッコイイーーーーーッ!!!!」と叫んでいるところでした。

みのりとチャコが取っ組みあって喧嘩するシーンなんかも、人間らしくて好きでした。
一人一人に明確な「顔」が見えますね。潮見兄弟は何故かちょっと見えづらかったけど…多分彼ら目線の章がなかった?からかな。でも、他の人にはちゃんと見えました。
こんなに魅力的なキャラクターなのだから、高校生を主体にして、もっと別の物語を書けばいいのに…と思いましたが、『夜のピクニック』や『ネバーランド』ですでに書いていましたね。
調べて知ったのですが、球形の季節はけっこう初期の作品なんですよね。ここからその二つのような作品に繋がっていったのかと思うと、納得です。

そうそう、章のタイトルの付け方も好きでした。目次を見て、何がなんだかわからないけどドキドキしました。

しかし最後は…私には救いがないように思えました。激しい怒り、のような強い想いを読み取りました。それが人類に対してなのか、なんなのか、分かりませんが。
そして題名の意味が分からなかったです。「球形の季節」がいつなのか、ていうか球形ってなんなのか。地球のことですかね…?

面白かったけど、アクの強い作品でした。

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三崎亜記『となり町戦争』

読了しました。三日前くらいにですけど…


戦争が公共事業として市役所に管理されている、という世界観なのですが、発想が面白いと思いました。というか実際、戦争って事業だよなあと。
三崎さんの他の作品を見てみても、設定が特殊なものが多いみたいですね。
私もちょっとズレた世界観は好きなので、面白いなと思いました。
それと、役場の描写が素晴らしい。役所に勤めた経験でもあるのかと思ったら、まさにその通りのようで。あの、「右から左」感。もっと簡単な言葉で言えばいいものを回りくどく言ってくるところとか、お役所~!って感じがして、そこを実際読むのは苦痛なんですが、それをくどくど聞かされている主人公と同じ気持ちになれて良いと思いました。

思ったんですが…中盤になるとさすがに疲れてきちゃいました。

「戦争が生身で感じられない」という表現も、何度も出てきすぎて。もう分かったよ!と言いたくなってしまいました。いや、私も戦争を体験したことがないので、共感はできるのですけれど。
何度も出てくる=主軸がブレていない、ということで評価にも値することだとは思うのですが、私は「何度も出てくるなあ」と感じてしまいました。
私が戦争に対して無意識に耳を塞いでいるせいかもしれませんが。

香西さんとの海辺のラブシーン(?)も、役所であんなに堅苦しい描写をしておいてなんだか今更浮ついた恋愛小説みたいなこと始めたな、なんて思ってしまいました。でも、ああいうシーンを入れでもしないとこの小説はバランスが取れないのかもしれません。
彼女の体の表現はとてもきれいだと思いましたが、ノルウェイの森の描写にちょっと似てるな、とも。男性が書いた文章だな、ということを感じました。

あと最後の別章はなんだったのでしょう。どういう形で掲載されたのか分かりませんが、そんなに必要なものだったとは思えない、ような…。別章なしで終わっていたら個人的にきれいにまとまって終わったのになあと思いました。

総じて、「ゼミで同年代が書いた文章を読んでるみたい」な気分で読んでいました。
でもこれはここ最近、純文学や外国文学ばかり読んでいた私のせいでもあるかもしれません。
ゼミでこういう文章書く人いたらすごいな、と。優等生だなと。そんな気持ちで読んでいたので、イマイチ世界観に入っていききれない、主人公と共感しきれないところがありました。
ですが、ところどころの動作や風景の描写は、ハッとするほど的確で、こういうところはプロだな、と思いました。テーマもしっかり伝わってくるし、伏線もきれいに全部回収されていますし。
あれ、でも、闘争心育成樹は結局なんで査察で持っていかれたんですかね…?読み落とし?

あ、あと、「映画化されてる」という前情報からか、映像化したら良さそうだな、容易に想像がつくな、なんてことを想いながら読んでいました。それが良いことか悪いことか分からないけれど。
そんな感じです。

書き忘れを思い出しました。
文末に過去系、「~った」という形があまりに多すぎて、読んでる間ちらちら気になってしまいました。

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