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自分的小説の書き方講座②

【お話を書こう~前提・冒頭編~】

まずうまいへた以前に、「基本的なことを守る」というのが大事だと思います。
誤字脱字をしない。
書き方のルール(一字下げや?の後のスペースなど)を守る。
言葉の使い方を間違えない。
曖昧な知識のまま書かない。
十年小説書いてて未だに耳に痛い事柄ばかりです…忘れないようにしてください。
誤字脱字のある小説はテンションが下がります。せっかくのめり込めていたのに、一気に冷めてしまいます。「見直していないんだな」と、私なら思います。
言葉の使い方が間違っている小説もテンションが下がります。「その程度の知識しかないんだな」と思います。小説の作者を自分より下の存在に見てしまうと、読む気をなくします。少なくとも私は。
書き終わった最後にでもいいですから、必ず確認をしてください。どうかな?と思ったら人に相談するとか、調べるとか。ネットって便利ですね。
曖昧な知識でいい加減に誤魔化した文章というのは、大体読む側にバレています。設定の甘さなどもそうですが、きちんとした読者は結構色々なことに気付いていますよ。

それとこれも前提の話ですが、「過去系」と「現在系」のお話です。状況にも寄りますが、どちらかが連続して続くと不自然です。普通の場面ではせいぜい二回ずつが限度だと思っています。適度に両方を織り交ぜ、体言止めや擬音、憶測(~だろう)なども駆使して単調な文にならないようにしてみてください。当たり前のことかもしれませんがいざ文章を書こうとすると意外と難しいと思います。
テクニックとして、過去系を連続して使うと酷薄な雰囲気になると思います。完全に過去の出来事ということで、客観的で、突き放すような文になるかと。短く使えば切羽詰まった雰囲気にもなります。私は残酷描写などのときはこうしています。
現在系でも~しているを連続して使うと似たような雰囲気になるかな。しかしいつまでもこれが続くと読み手が飽きるので、緩急の手の一つとして使ってみてください。

最初の一文の話は前回しましたね。
小説というのは読まれるハードルが高いものだと思います。
一文だけで、「どんな話なんだろう?」とグッと読者を引きずりこむフレーズを考えてみてください。
短い方が印象的で良いと思います。
わけのわからないことでもいいです。説明は後からすればいいんです。
最初の一文、というだけでなく、最初の場面(シーン)という話にもなってきますが、「断面」でいいと思います。最初から丁寧に説明してやる必要はありません、まず引きこんでください。「つまらない始まりだな」と書いてて思ったら、思い切ってスッパリ切った断面から始めてみてください。倒置法と言い換えてもいいかもしれません。物語の冒頭というのは世界観を説明するなどどうしても単調になりがちなんじゃないかなと思うので、まずは「こんな話だよ」と叩きつけるのもいいんじゃないかと思います。
例えば色々あって好きになった女の子に告白する…というシチュエーションの場合、その「色々あって」を先に言うとつまらなくなるので最初にドバーンと「好きだ」という台詞から始めてしまい、それから「色々」の部分を説明するとか。あんまり良い例じゃない気もしますがそんな感じです。

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