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自分的小説の書き方講座④

【お話を書こう~描写編~】

描写が少なすぎる小説は当たり前ですが想像がつきにくく、感情移入がしにくいものだと思います。
描写力を鍛えるにはいまの自分の状況を常に描写しながら生きてみるというのが私には結構効きました。とても疲れますが。いま、何をしたのか?何を思ったのか?どんな風景が見えるのか?なるべく細かく。ふと思いついたときにやってみる習慣がつけば、確実に描写力はつきます。
あとは言葉を知るということです。見えていても表現する力がなければ描写できません。他の人の小説から盗むのが一番手っ取り早いかな。素敵だと思った表現を覚えておいてください。常にインプットを忘れずに。自分の中の言葉はいずれ尽きてしまいます。色んなものを見て、感じること。

・風景描写
「色」の表現の種類をたくさん知っておくといいんじゃないかなと思います。より具体性が出るので。
それと、五感すべてを使うこと。
色や音は映像でも伝えられますが、匂いや味、肌に触れる空気まで伝えられるのは小説だけです。常に五感を研ぎ澄ませていてください。
しかし前の項目で書きましたが、風景描写も必要ない部分の描写は要りません。全て物語に関係あることのはずです。ただ景色を説明するだけでなく、風景描写で心理状態を表現することもできるはずです。分かりやすく言うと、哀しいとき雨が降って楽しいと止んでみたりとか。
楽しい気分のときは見えるもの全てが輝いて見えるものです。心の余裕がないと風景を観察することもできないと思います。そういうことをいちいち考えて。
肯定表現と否定表現を使い分けるのも手だと思います。感覚の問題にもなってきますが、一般的に肯定的な言葉と否定的な言葉、というのはあると思います。
きらきらと眩しいというと肯定的で、ぎらぎらと眩しいというと否定的だと思います。私は。どちらかというと。

・行動描写
これは私も苦手です…。
とにかく読者には絵が見えないのですから、何が起きたかなるべく分かりやすくというのが大事なんじゃないでしょうか。
ここぞというときに心理描写の代わりにわざと行動描写だけで表現するとグッとくる文章になります。
例:怒った→拳を握り締めた

・心理描写
これは自分の感じたことを書けばいいというところもあるので、比較的簡単なのではないでしょうか。私だけでしょうか。
ただ本当に怒りながら怒っているシーンを書くということはあまりないと思うので、経験したことを覚えている、こと細かく思い出せるというのが大事なのでは。
心理描写だけに言えることではありませんが、「悲しい」とき「悲しい」という言葉を使わずに悲しいことを表現できるようになったらいいと思います。「悲しい」と書いてもいいですが「どういう風に悲しいのか」きちんと書いてください。「~のような」を使ってもいいですが、あまりよくないと教わりました。例えば「冬の月のように悲しい」とか。きれいで詩的ですが意味が分かりませんね。「失恋したときのように悲しい」とかもそうです。それって具体的にどんな悲しみなのか?そういうことだと思います。

・人物描写
映像や写真と小説は違います。全てを見たまま伝えるのは不可能です。そこがいいところなのである程度は読み手の想像力に委ねてください。細かく顔つきや体型や服装を描写してもいいですが、あまりにも文字数を使う割に伝わりにくいものだと思います。よほど重要な人物ならともかく、そうでもないのならピンポイントでいいと思います。パッと見て、目につくところ。印象付けたい部分。次に出てきたとき同じ表現を使えば、読者は名前を出さなくても同じ人だということが分かってくれます。
例:赤いスカーフの女の子、鋭い目つきの男 など

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